推しごと議事録

推しは、いいぞ。

【和訳】Agust Dがセカンドミックステープ「D-2」を公開した~Time誌インタビュー~

2020-05-23  18:00

Agust D のセカンドソロミックステープ『D-2』のタイトル曲「대취타」のMVが公開。

 

f:id:suga39myrespect:20200523064026j:plain

D-2

全10トラック、32:23のミックステープも公開された。

 

今回和訳させていただきましたのは、こちら、BigHit Entertainmentさんが公式TwitterにてツイートされていたD-2に関するTIME誌のインタビューです。

 

♧https://time.com/5839715/bts-suga-d2-mixtape/

 

 

 

以下、TIME誌の記事"BTS's Suga Reflects on His New Solo Mixtape as Agust D on D-2"の和訳になります。

 

意訳含みますので、いち和訳として見ていただけると幸いです(#^^#)

 

 

 

 

 

K-POPグループBTSのアイドルSUGAとして数百万人のファンに知られ、ラップのキャリアを持つアーティストAgustDとしてフォロワーに知られている韓国のスター、ミン・ユンギは、この四年間で多くの変化があった。2016年、BTSK-POP界の新星7人組として、現在知られている記録的なプロジェクトを発表し始めたばかりで、スーパースター界に向かって進んでいた。それはまた、ミンが彼の最初のソロミックステープ、彼の精神的困難の克服と、原石のヒップホップのビートに彼の勇敢なラップがのった、生々しく率直なトラックリストであるAgustDをリリースした年でもあった。

 

そして4年後、ソーシャルメディアで謎めいたティーザーが公開された一週間後の5月22日、彼はD-2という2ndソロミックステープをリリースし_今回はサプライズで_帰ってきた。現在世界中が慣れない時間を過ごしていて、それはK-POP業界とパフォーマーたちも例外ではない。というのも、本来ならば、BTSは2月に発売されたMap of the Soul:7の報いをうけて、今頃は勝利に満ちたワールドツアーの真っ最中にいるはずだった。(今週末にはニュージャージー州メットライフ・スタジアムでの公演が予定されていた。)そのかわり、SUGAと彼の6人のグループメイトたちは、私たちの多くと同じように一つの場所で立ち往生している_彼らにとっては、デビューしてから最も長く変化のない期間かもしれない。

 

TIMEはD-2の公開に先駆けてSUGAと連絡を取り、「Moonlight」の思慮深い歌詞からRMのアシストを受けた「Strange」の批判的な目線まで、彼の新しい作品の複雑なテーマとインスピレーションについて話し合った。ここで英訳された彼の答えからは、常に表舞台での自分の存在感を強く意識し、自分をあまり語ることのないアーティストの姿を垣間見ることができ、代わりに彼の作品が彼のことを物語る。「良いものは良い」は、彼がTIMEに語ったモットーであり、彼のペルソナ_謙虚で落ち着いていて、しかしよく聞くともっとたくさんの顔があるようなスター_を牽引してきた精神でもある。

 

ソロプロジェクトを公開しているBTSのメンバーは彼だけではない。RMとJ-HOPEも独自の言明を公開している。しかし一人の活動となった時、別の自己(SUGAやミン・ユンギではなくAgustD)を用いるのは彼だけである。「自分のもっと素な部分をお見せすることができるんです。」と彼はAgustDのペルソナについて説明する。また、ゴールについて彼は「新しい何かへの挑戦に固執するより、自分の作りたい音楽を作るほうがいい、それで充分です。」と語る。D-2が公開される前でさえ、ファンは彼のプロジェクトがソーシャルメディアのトレンドをとることを確信させていた。これがBTSとAgustD_控えめな彼ではあるが_の物語であり、彼らに夢中になるのは必然のことなのだ。

 

 

 

 

 

TIME:BTSの一員として過ごして7年が経ち、最新のソロミックステープの公開は2016年でした。このミックステープでは、特に最初のトラック「Moonlight」で、時間、変化、成長が頭に浮かびます。過去数年を振り返って、あなたの中で何が変わりましたか。

 

MIN:僕の生活は変わりません。仕事や日々の過ごし方にあまり変化はありませんでした。おそらく、音楽業界内における私の立場でしょうか。ミュージシャンとしては、BTSのアルバムや他の外部での仕事でかなりまともな結果を出してきたというのが変化かもしれませんね。個人的には、2016年と比べて大人っぽくなったと思います

 

 

 

TIME:「Daechwita」のような曲は、歌詞にも音楽にも韓国の伝統が盛り込まれており、판소리の弾き語りや꽹과리 のパーカッションを使っていますね。なぜ、あなたの音楽に韓国の音楽的な影響を取り入れ続けることは重要なのですか。

 

MIN:最初にこのトラックに取り掛かり始めたときから、「Daechwita」というテーマは僕の中にありました。なので、本物の大吹打の音源をとりました。一番最初に考えとしてあったのは、王様の儀式のときに流れる音楽をサンプリングしたいと思っていたので、自然と、韓国の要素はミュージックビデオだけでなく曲にも欠かせないものとなりました。

 

 

 

TIME:今年はHalseyのアルバムに出演したり、IUとのニューシングルを発表したり、そしてMAX、NiiHWa、キム・ジョンワン、RMなどの声を自分のプロジェクトに取り入れたりと、様々なアーティストとのコラボレーションを行われています。どのようにしてコラボレーションを成功させていますか。

 

MIN:皆さんが僕の音楽について良いと言って下さることに感謝しています。特に、NELLのキム・ジョンワンさんは2016年の僕の最初のミックステープを楽しく聴いたと言ってくださいました。僕の仕事の考え方は「良いものは良い」なので、一人一人の基準で均一にするのはかなりうまいと思います。

 

 

 

TIME:ソロラッパーのAgustDとBTSメンバーのSUGAの違いは何ですか。また反対に、何が変わりませんか。

 

MIN:違いは、より多くのものをオープンに表現できることと、もっと生々しい自分の側面を見せることができることですね(AgustDに関して)。共通しているのは、どちらも夢と希望をうたっていること。

 

 

 

TIME:「Strange」では、社会のある側面への懸念や、違う意見を持つことで生まれる孤独感を表現していますね。あなたのような公人が模範的に挑戦し、わたしたちがどう生きるかについて質問を投げかけることは重要だと思いますか。

 

MIN:私はただ疑問に思いますね。個人的な意見ですが、このように他人に影響力のある人は、自身の偏った意見を大声で言わないように気を付けたほうがいいことが多いです。

 

 

 

TIME: このミックステープには、トラップ、ヒップホップ、ロック、ポップス、R&Bのすべてが登場し、また多くの場合、同じ曲中で登場します。このスタイルのミックスはBTSの特徴であり、あなたの最初のミックステープにも存在していましたね。また、それは世界的なポップの風景の中では当たり前のことになってきています。プロデューサーとして、今回のミックステープではどのように革新を試みたり、新しいことに挑戦したりしましたか?

 

MIN: 新しい何かへの挑戦に固執するより、自分の作りたい音楽を作るほうがいい、それで充分です。ジャンルやジャンル間のクロスオーバーにはあまりこだわりません。良いものは良いですし、それは聴き手の判断次第。僕はただ自分のやりたいことをやるだけです。

 

 

 

TIME:このプロジェクトについて、ほかに何か、制作過程やこの春の予期せぬ変化にどう対処しているのか、聞き手に知っておいてほしいことはありますか?

 

MIN: 物事が意図しない方向に進んでしまっても、いつでもやり直せるので大丈夫だということを知っておくといいと思います。冷静になって、次善の策を講じて、前に進みましょう。

-END-

 

 

 

 

 

 

というわけでした…!!

 

 

インタビューにも、ところどころあふれる「Agust D」としてのミン・ユンギさん。

 

ありがたく敬承させていただきます…

 

 

いろいろ語りたいところではありますが、それはまた別に書かせていただきます(笑)

 

ご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)